名もない歌詞

2/2
前へ
/2ページ
次へ
叶わぬ願いをこめて ただ音を紡ぐ毎日 ひとつまたひとつと連なる旋律に ひとつまたひとつと零れる涙 全部投げ出してしまえば 現実に背く甘さ それでも僕は 声が枯れるまで歌いたい 歌いたい どうか どうか音をください。 自分の意志で決めさせてください。 取り巻く鎖を契って 右足を前に 手を伸ばして つかみとれ 自分が自分で自分を決めた 何と言われても構わないさ 途絶えぬ儚い夢を あてもないまま追う辛さ ひとつまたひとつと重なる思いは 積み木崩しの闇にまぎれていく それでも僕は 朽ち果てる時まで歌いたい 歌いたい 止まない雨はないんだと がむしゃらに耐える強さ どうか どうか音をください 自分の道を歩ませてください 取り巻く鎖を契って 右足を前に 手を伸ばして つかみとれ 自分が自分で自分を決めた 文句ある奴かかってこいや しばる鎖は錆び付いた さあ今この時 前見ろ 口開けて 腹一杯空気吸い込んで 叫べ 天まで届け この歌 この声 この思い
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加