プロローグ

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フンフフンフ~ン🎵 鼻歌を歌いながらネクタイを締める 今日から記念すべき高校生活だ 「定期は持った、弁当もある。あとは……」 顔がにやける、昨日、今日のために必死に磨いた。 「秋、早く行きなさい」 母親の声が飛ぶ 「行ってきまーす!」 「ちょっと、秋!あんたサッカーシューズ忘れてるはよ!!」 「うぉ、あぶねぇ!サンキューな母さん」 「………たくっ」 五十嵐 秋は走り出した この日が物語の最初の一ページだった
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