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人違い その2
エステル「えーと…ぁ、フレン。ユーリを見掛け…」
ガイ「ん?うわっ!?」
エステル「ぇ、ぁ…驚かせてごめんなさい。」
ガイ「いやいや、こちらこそすまない。何か用かい?」
エステル「え、その…なんと言えばいいか…//」
ガイ「ん?…あぁ、もしかして俺とフレンと間違えたのかな?」
エステル「すみません…横顔と後ろ姿が似ていたものでつい声をかけてしまいました…」
ガイ「別に大丈夫さ。初めはしょっちゅう間違えられたからね。それにお互い最初に顔を合わせた時は向こうも俺もびっくりしたさ。」
エステル「そうでしたか。ですがこうして見てみればフレンとは少し違いますね。」
ガイ「そうかい?俺が言うのも何だがまるで瓜二つだったよ。」
エステル「顔を見比べればほんの少し違いますよ…(少し近寄り)」
ガイ「っ!?…そんなに見られると困る。…そう言えばフレンに何か用がなかったんじゃ?(ちょっと後退り)」
エステル「!?…そうでした。私ったらうっかり…。」
ガイ「フレンは甲板で見掛けたから。行ってみるといい。」
エステル「ありがとうございます…ぁっ?」
ガイ「どうした?」
エステル「フレンに何を聞こうか忘れてしまいました。」
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