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「早く着替えろ。」
隊長が俺達に言う。
ローズは奥の物影に隠れながら着替えている。
「着替え終わりました。」
「俺も終わったぞ。」
「よし、じゃあ説明を開始する。今から30分前に警察から要請があった。詳しくは向こうに着いてからだ。質問は?」
「警察ってどうゆう事だ。」
俺は隊長にその事を聞いた。
「ジェイソン。前に渡した書類を見てないのか?」
「済まんな見てない。」
「まあいい。警察が対処出来ない事態になったら我々が対処する事になっている。」
「つまり俺達が厄介事を引き受ける事か。他にも居るだろ18小隊とか。」
「18小隊は今アフガンに居る。文句を言うな金も入るんだから。」
「金?」
「あぁ、警察からある程度支給されるんだ。その金でヒューマンを強化するんだ。」
「………ちょっと待ってくれ。金がいるのか?」
「あぁ、整備費や修理費は軍が負担してくれるが武器やソフトは八割を軍が負担するが残りは自腹だ。」
俺は静かにローズを睨んだがローズはわざとらしく視線を外した。
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