第二章

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「後どれくらいだ。」 隊長がトラックの運転手に聞く。 「後1分だ。」 「よし、全員準備しろ。」 準備をしていると外からサイレンの音と銃声が聞こえてきた。 「着いたぞ!」 「よし、早く降りろ!」 トラックから降りると1人の警官が近付いてきた。 「軍の方ですね?」」 「そうだ。本部はどこにある?」 「こちらです。」 俺達は警官の後について行った。 「巡査、SWATだけじゃないのか?」 隊長がそんな事を聞いた。 「えぇ、ATFとFBIも来てます。」 「FBIが?何故?」 「分かりません。………着きました。本部の責任者はライアン隊員です。」 警官はそれだけを言ってどこかに行ってしまった。 「よし、全員聞け。」 隊長の声に耳を傾ける。 「ジェイソンとローズはSWATを手伝えそれ以外はヒューマンに乗れ。以上。」 隊長がそう宣告するとローズが異議を唱えた。 「隊長!何故ですか!」 対する隊長は面倒臭そうにしている。 「何だ?」 「何故私がヒューマンじゃないのですか!」 「これは命令だ。」 隊長のその一言でローズは黙ってしまった。
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