プロローグ

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「うーん、ドーナツも美味いがコーヒーも美味いな。最高だな。」 ドーナツを喰ってると子供2人が近付いてきた。 「ねー、バッチを見せてー。」 抑揚の無い声で子供の1人がお願いをして来た。 「こら!済みません。この子達警察が好きなので。」 すると奥の席から小走りで来て子供達を母親が叱った。 「ほら、トムとジェシカ挨拶しなさい。」 すると2人共礼儀正しく挨拶をして来た。 「俺も挨拶をしないとな。ニューヨーク市警勤務のダン・フレデリック巡査だ。ほら、バッチだ。」 ダンはバッチを子供達に渡した。 「済みません。この子達に付き合わせてもらって。」 「いえ、自分も子供は好きですから。」 そうしてドーナツを喰ってるとそれは起こった。大型トラック三台がショッピングモールに侵入して来た。トラックは老若男女問わずひき殺して行く。ある者は上半身と下半身が逆向きになり、またある者は骨が折れ飛び出ていた。そしてトラックは大勢ひき殺してようやく止まった。そしてすぐさまモールの警備員達がトラックに近付いたが彼等の内の1人の頭が吹き飛び倒れた。 「此方突入班。モールへ入った。占領する。」 トラックの運転席から出て来た人物は異様だった。何故なら顔はガスマスクで覆われ服はブラックの戦闘服でアサルトライフルを持っていた。
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