第一章

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「盾の強度が低下してます。回避行動を優先して下さい。」 俺のヒューマンのAiが警告をしてきたのでサイドステップをしながら前方の敵ヒューマンにアサルトライフルを発砲したが既にそこには敵ヒューマンは居なかった。 「遅いぞ!ジェイソン!」 敵ヒューマンは回避した先にいた。 敵ヒューマンはデザートの迷彩で肩にはアメリカの星条旗の絵がありその下には鳥のロゴマークがあった。 俺達のチームのマークだ。 そしてその敵ヒューマンはショットガンを撃ってきた。 俺はすかさず左腕に装備していた盾を構えた。 「破損。左腕の盾が破損しました。左腕の被害軽微。活動に問題ありません。」 それを聞いて俺は舌打ちをした。 そしてそのまま接近戦に切り換えたが相手の方が上手だった。 もう既に相手は攻撃モーションに入ってた。 ガードするにも既に盾は破壊されているので何も出来ないまま敵ヒューマンのパンチを食らった。 「訓練終了!!!訓練終了!!!パイロットは機体を格納庫に収容する事!!!」 アリーナのスピーカーから大音量の声が聞こえ改めて負けた事を知る。
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