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悪夢の始まり
チュンチュン…
鳥の囀りが聞こえる
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる
「なんだ夢か…」
そりゃそうか
つか、最悪の目覚めだ…
ベッドから起き上がった
バサッ…
「ん…?うそん…」
床に全身タイツが落ちてた…
そっと触れてみる
な、生暖かい…!
「あんの糞変態があああああ゛あ!!!」
「呼んだ?」
「へ?」
なんか全身タイツの変態が浮いてる…!
「お前は選ばれたのだ、橘幸人よ」
「何で俺の名前知ってるだよ…」
申し遅れました
俺ことこの小説の主人公
橘幸人です
「さて、夢の中で全部話しきれなかったからここで話すわ」
「じゃあ、夢に出てきた意味ねーじゃねぇか」
「ちっちゃい事は気にすんな!それワカチコワカチコー☆」
駄目だコイツ…早く何とかしないと…
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