いつも通り

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「明後日なんだけどさ」 「祐作が帰って来るんでしょ?それで集まってどうすんのよ」 「それで…なぜか俺の手料理でパーティーになっちまって…」 「高須君の手料理!?確かにおいしいけど、どこでやんの!?」 「それで…その、川嶋の家で…」 「え~!?何で!?ってゆーかタイガーん家でいいんじゃね!?」 「大河ん家は…まあ、マンションじゃねーし…」 「で私ん家!?…もう皆に連絡回しちゃったの!?」 「いや…」 竜児はここで閃いた。もう回したんだ、悪い。といえば、いくら亜美といえど断れないだろう。 「まだなの?」 「ついさっき送っちまった…」 良心がいたんだが、仕方ない。場所はそこしかないから。 「じゃあ皆に断りメールしといて」 「ええ!?」 突然大声を出した竜児を、大河が怪訝な顔で見る。 そして、竜児から携帯をひったくった。 「おい、ばかちー」 「またかわったの!?で、何よタイガー」 大河は、小さくほんとに小さく脅すような口調で囁いた。 「ものまね150連発…主役降板…一生痛いキャラ…」 竜児はその時、確かに悪魔をみた。とは、本人の談。
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