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私は、
自分が追っていた影のことも忘れ、
彼を見つめていた。
すると、
『君は誰…?』
少し離れた所にいる私に彼が声をかけてきた。
私は恥ずかしさからどうしていいか分からずその場で固まった。
『君、名前はなんていうの?』
私は、
恥ずかしさのあまり口ごもりながらも
「えっ、あっ…、私は
シーラ…」
と、
なんとか名乗ることができた。
すると彼は、
『シーラっていうんだね。 俺はユウガ!』
“ユウガかぁ…
名前まで素敵なんだなぁ …”
私はますますユウガに惹かれていった。
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