いざ!幕末へ!

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「……ついたぞ。」 しばらく歩いていくと男が立ち止まりついたといった。 [[でっかい屋敷だなぁ…]] やはり姉弟。 考えることは一緒である。 「ここは何処ですか?」 「…屯所だ。お前達は不審過ぎるからな……着いてこい」 マコトの問いに屯所と答えた男を見てマコトはやっぱり、と呟き拓斗は殺されるのかと心のなかで嘆いていた。 そして男の後を追いかけて中に入って行った。 [多分、この後土方サンに会えるのかなぁ?…屯所だって言ってたし。教科書で見た通り土方サン本当にあの顔で鬼なのかなぁ☆沖田サンってどんな人なのかなぁっ!やっぱりヒラメみたいだったら嫌だなぁ。] これから尋問が始まるだろう事よりも歴史上マコトが最高に愛した新選組の幹部に会えるかもということがマコトをウキウキMAXにしていた。 拓斗はそんなマコトを一発殴り、この後のことを本気で心配するのであった。 男はある部屋の前で立ち止まり、中にいるであろう者に声をかけた。 「…副長。斎藤です。…不審な者の取り調べをお願いします。」 入れと声が聞こえ斎藤と呼ばれた男が襖を開けマコトと拓斗を中に通す。
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