第三眠

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「矢崎、会議が終わったら私の部屋に来るように」 「は? 俺はそんな趣味ありませんぜ」 「ちげぇぇぇよ!!なに誤解招くような発言してんだよ!見ろ、内藤君が引いちゃってるじゃねーか!! 説教だよバカ!」 「俺、なんか気に障ることしました?」 「色々あるけど、強いて言うならその態度! 視線を俺に向けろおおおお!携帯見んなあああああ!!」 「え? そんなに見つめてほしいんすか? だから困りますってば」 「だからちげぇよ!! あ、内藤君!誤解だからねっ!こいつの勝手な思い込みだからねこれ!」 「まあまあ、そのくらいで怒鳴り散らすのは止めときましょうよ。他の部下も見ていることですし」 「どうしてお前がそんな台詞を吐けるんだよ!副艦長が言うなら未だしも、お前が言っていい台詞じゃねーだろ!!」 「そんなロバみたいに顔を真っ赤にして、血圧上がっても知りませんよ」 「なんで"真っ赤に"の例えがロバなんだよ!てめー、それ俺の顔がロバに似てるって悪口言いたいだけだろ! 馬面ってか!馬面をさらに崩してロバってか!」 「しっかり自覚してんじゃないすか」 だめだこいつ、いつか殺ってしまいそうな気がする。
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