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「…ありがとう、お兄ちゃん」
「え?;」
「不謹慎…ていうか…
それで納得しちゃうのも
いけないかもしれないけど、
お兄ちゃんが
そう言ってくれたお陰で
ちょっと安心できた……」
「…………まぁ、
千春には明日……ていうか
もう日付かわってるから
今日、寝て起きたら謝ろ
それで許してくれるよ(笑)」
「…うん♪」
…………本気で謝ろう………
そう思って
少し目をつぶった瞬間、
「きゃぁっ!」
千春の悲鳴が聞こえてきた。
まぁ千春は処女だし、
こういう事に慣れてないんだから…………
悲鳴とか当然か。
何もできないのが悔しい。
幼なじみが触れられて、
妹もいつかは犯されて、
でもそれが"仕方ない"と思う、
それが悔しくて腹立たしい。
自分に、イヨに、運の無さに、
腹が立つ!!!
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