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部屋について
俺達はまた無言で居た。
莉子はおそらく俺が
話を切り出すのを待ってる。
俺は………
照れてしまって話せない状態。
莉子はベットに座っていて
下を向いてる。
俺はドアの前で突っ立ってる。
「あのさぁ莉子……
と、隣…いいかな……」
「へ…? 隣…?
………あ…ああ!///
どどどどうぞ!!」
「ありがと…ございま…す…」
なぜか敬語になりながら
ドスッとベットに座る。
"恋"がこんなに照れるなんて
知らなかった……。
………っていうか、
イヨが俺に
『賞もらえるほど鈍感で
"恋"に気付かない』とか
言ってたけど
普通に気付いてるだろが!
つくづく腹立つ野ろ……
プルルルルルルルルッ
……………
はいはいイヨですよね
電話とか関係なく
俺の言葉を遮るのは
イヨですよね…………
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