雄大の想い人。

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次の日の朝。 目をこすりながら ベットから降りると、 あるものに目がいく。 ドアの所で 莉子が三角座りをして こっちを見ていた。 「ぅわ、莉子!; いつの間に……」 「20分くらい前からかなぁ~」 「そ…そうか…おはよ…;」 「おはよ!」ニコッ 莉子と2人で リビングに行くと、 雄大が台所で 何かを作っていた。 「……おはよう、雄大。 何作ってんだ?」 「何って朝飯だよ。 朝に台所で作るものっつったら 朝飯しかないだろうが。」 ごもっともだ……。 「あら、お弁当とか 作る人もいるじゃない。 お弁当は大体 お昼ご飯だけど…」 ソファーの陰に隠れて 気付かなかったが、 千春がリビングで テレビを見ていた。 なんかもう お泊り会してる気分だ……。
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