闇夜

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「そこの嬢ちゃんら…ちょいとまち…」 足をせかした直後にふいに声をかけられた 紅「おまんら…浪士か…」 碧「紅っ……」 紅「碧は後ろに下がっとき…。」 浪「なんや威勢がええのぅ。おんなじ顔しとんのに、1人は刀もっとるし…正反対やな」 紅「煩いわ…おまんにそんな事関係あらへん…そこ…どきや…」 四、五人の浪士にかこまれてしまった せめて碧だけでも安全なところに置いてやらないと… 私は袴だし刀も常備してるからまだ対抗できるが… 今の私の刀の腕では碧を護ることができない。 目の前の男をどうしようか考えている時だった
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