屯所

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戸を開けると、二人が退屈そうに廊下に座っていた 紅「ごめんなさい二人とも。お待たせしました。」 紅は申し訳なさそうに二人に謝った 藤「もー紅遅いよ!!待ちくたびれた!!」 永「待たされたから俺腹へってきた…。彩姉なんかくれ。」 彩「あんたらにあげる食料はないわっ!ほら、引き続き紅を案内してやって!」 彩は二人を立たせやはりズバッとものを言った 紅「ありがとうございました。」 彩「またいつでもおいで。」 その言葉に藤堂と永倉が反応する 藤「なにそれ!!俺らは追い払われるのに!」 永「彩姉!扱いが違いすぎるぞ!」 彩「うっさぁぁぁい!!さっさといけってゆーとるやろ!!それとも………あんたらは、夕食ぬきか?」 最後の台詞を聞いた二人はすぐさま私の手を引いて走りだした 振り替えると笑顔で手を振ってる彩さん なんか彩さんが碧みたいで…心がふわっと温かくなった

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