*真城比呂*

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読み始めて しばらくし ふと時計を見る。 『…そろそろ式も終わるな』 式が終わりそうな時間だったから 読んでいた本を閉じ 鞄の中にほうり込んだ。 そして 寝てる奴の方を見る。 ―――まだ寝てるよ… そんなことを 思っていたら 『…ん…ふわぁ~…』 なんとも可愛らしい声が聞こえた。 俺は 不意にも『可愛い』と 思ってしまった。 .
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