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友達から一通のメールがきた
I君『お前明日空いてる?明日3学期の文化祭に向けて打ち合わせするからファミレスにきて~♪絶対こいよ♪』
俺『明日はレナを攻略する日だというのにー!ちくしょー…まあたまにはいいか♪』
そして久々にY君と待ち合わせをして、ファミレスに向かった。
ファミレスにはたくさんのクラスの連中が集まっていた。
だが俺は左の席が気になったよく見てみると今どきのファッションをした、高めの女子がいた。
俺はY君に言った
俺『聞いてないねんけど♪』
俺はとりあえずメロンソーダを飲みながら友達に小道具担当と勝手に決められ、
効率よく割り振りがきまりフリートークに入った。
男子は普通に世間話や一人奴について30分くらいいらんことをいったりして楽しい話をした。
ちなみに一人の奴とは言うまでもない俺のことだ。
そしてG君が俺にこういった。
『E本一回なんかアニメキャラのセリフ言ってみてや♪』
男子全員『いけいけー!いけいけー!』
とりあえずやらないといけない雰囲気にさせられ、勇気を振り絞って一番自信のある演技をしてみた。
俺『偉大なる始まりの炎よ!、その名は炎、その役は剣、我が身を喰らいて力と為せッ!イノケンティウス!!』
ちなみにこれは中学の時練習した一番得意なモノマネだ、声が無駄にカッコいいのが売り。
男子全員『えっ、なにこれめっちゃおもろいやん!!』
無駄にウケた。
そしてよこから微かな笑い声が聞こえた。
『キモいけど、おもろい(笑)』
正直あまり傷つかなかった。
なぜならH高女子が自分のことで笑ってくれたのが始めてだったから
俺『ほめことばとして受け取るわ♪』
女子『E本おもろいな♪(笑)』
その日以来凄く学校に早く行きたいと思った。
そしてダラダラしたり、みんなと楽しく遊んだりした初めての高校生の夏休みがオワタ…
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