27人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっぱりいつも美味いなぁ!」
京子の弁当を食べながらこの台詞を連呼している。
「そう!なら良かった!!」
少し俯き気味だが京子の頬は少し朱色に染まっている。
ちなみに龍慈達、机は隣合わせで食べている。
そんな中、購買でパンやら弁当やらを勝ち取ってきた野郎共が帰ってきた。
「おっ、今日もラブラブだね!」
「おれも彼女欲しい~」
「わたすぅの嫁は…ハァハァ…」
「ヒューヒュー!」
「見せつけてくれるねっ!」
「羨ましいぃ~」
「おいおい、京子が困ってるだろ…っか、1人危ないのがいなかったか?」
確かに1人かなり危ないのがいたよ…
京子はさっきの状態のままだが、朱色がもう少し濃くなっている。
「まったく…京子?大丈夫か?」
京子はハッと顔を上げて
「あ、うん、だ、大丈夫だから…」
と、弁当をまた食べ始めた。
最初のコメントを投稿しよう!