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「それであんな掟があったのか…」
「あっ、でも、かなり昔のことなので…私の親の位の世代からはそんなに人間を憎んでいないんですけどね。」
決してみんながみんな、人間を憎んでいる訳じゃないことを分かって欲しい、という気持ちでミキはいっぱいだった
「あぁ、うん。」
それに対して龍慈は、何だか気まずい雰囲気を作ってしまったな…と少し後悔していた
ミキ&龍慈((気まずいなぁ…))
2人がそう思って、同時に話しかけた瞬間
ミキ&龍慈「「あのっ…『キャァー!』……行きましょうか?」」
龍慈にとって二回目の悲鳴を耳にすることとなるのであった
「まっ、待ってなのです!」
「あっ、じゃぁ、おんぶしますよ?」
龍慈はほぼチートな体で走っているためにミキはついて来れないのだ
「あっ、はいなのです…」
多少ミキの頬が朱くなっているのは年頃の女子としての羞恥心からなのか、それとも別の感情からくるものなのか…
とにかく、悲鳴が聞こえた方に、2人は向かっていった
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