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「実は俺は世界中を旅しているんだ!」
嘘も方便…だよな?あと、テンプレ乙とでも言ってくれw
そう言うと二人は…
「「そうなの(ですか)!?」」
と、同じリアクションをとってくれた
凄い騙されやすい奴らだなw絶対悪徳商法に引っかかるぞwwこの世界にはそんなのなさそうだけどwww
まぁ、少年はともかく、ミキは(この嘘を)知ってても…いや、俺を振り回してただけだから初耳かw
「そうゆうこと。で、今は王都に行こうとしてるんだけど迷っちゃって…」
困ったような表情を作り上げ、バツの悪そうに頬を掻いてみる
「分かりました、王都まで転移しましょう。私のギルドもそこにありますし。」
一人称が私とか…少年はどんな家の出ですか!?とか思ったりした龍慈であった
「そうしてくれると助かるんだけど…」
少年「あぁっ!」
「どうしたのですか!?」
ビビったわ…いよいよ少年が発狂したかと思ったw
少年「転移する分の魔力が残ってない…」
それはそれは…ご愁傷様…w
じゃねぇよ、かなりピンチだろっ!
「なら私の魔力をあげるのです!」
そう言ってミキは少年の肩に手を乗せて目を閉じた
役に…たっただと?あの俺の足を引っ張ってばかりいたミキが!?まぁ、ここばかりはミキ、GJ!
目には見えないけど、多分魔力の受け渡しがされているんだろう
少年「これで大丈夫です!じゃ、私に触るか掴まって!」
そう言われたので俺は腕を掴み、ミキはそのまま肩に触れ続けていた
少年「転移!!」
少年がそう叫ぶ声が聞こえた瞬間、目の前が真っ白になった
「今日こうゆうの多いなぁ…」
溜め息を出すように誰にも聞こえない程度で呟いた
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