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〔おっ、忘れておったわい!儂との会話で描写が無かったが、ここは一旦二階に上がって、場所的にはギルドの裏に出たところにあるのじゃよ。〕
〔だれにいってるんだ?〕
〔読(sy…ゴフンゴフン、何でもないぞい!〕
〔そうか?〕
その場所の中心でヴァンさんが既に準備運動を始めていた。
「さてと、やりますか?」
観客席があったので、そこにナノカさんとレイヤとミキは移動していた。
俺はヴァンさんと向かい合うようにたっている。
どうしようか…相手はプロだもんな…自分が本気でいかないと逆に危険な感じがするからな…
「お手柔らかにお願いしますよ。」
挨拶のついでに笑おうと思ったが、表情筋が嫌でも固まってしまい完全にニヒルな笑みとなってしまった。
ヴァンさんから既に殺気の牽制が飛んできている…正直、冷や汗が止まらない。
「私が一応審判しますから!危なくなったら止めますよ!!」
観客席からナノカさんが叫んだようだ、そして、ふと疑問に思った…
「ナノカさんって審判出来るんですか?」
所謂ギルドの受付嬢ってやつだろう?でも、ギルドランクが意外に高いのがセオリーだよな。
「ナノカはSランクだから大丈夫だ、しかも、Sランクの中でSSランクに今一番近い人物だからな。」
「へぇー、そうなんですか。」
まぁ、驚きはしないよ、そうだろうとは思ってたさ…
ん、だったら聞くな?確認したかったんだよ!
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