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中に広がっていたのは…ギルドでみたコロシアムっぽいのに勝るとも劣らない空間だった。
そこに素振りをしている人がいた。
「ん…あれはレイヤか?」
少しの間素振りを見ていると、レイヤがこちらに気がついたようで駆け寄ってきた。
「立ち歩いたりして、もう具合は大丈夫なのか!?」
「少しふらふらするが大丈夫だ。」
「まったくあの馬鹿メイドは何をやってるんだか…」
「大変です!お嬢様ぁーー!!「うごあっ!」ってあれ?」
扉が勢いよく開け放たれたことによって俺は背中を強打して前方へぶっ飛んだ。
その時に地面に胸も強打したため、前後から痛みを感じるので…かなり痛い。
悶える俺、首に青筋を浮かべるレイヤ、既に涙目のメイド。
程よいカオスじゃないか。
「こぉっのぉぉばぁぁああかぁぁぁもぉぉのぉぉぉ!」
「にゃぁぁぁ!!」
入ってきたメイドにはレイヤのげんこつという名の鉄拳制裁が下ったようだ。
うん、乙w
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