心。

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お兄ちゃんが ペダルをくるくると 漕いでいるうちに 可愛い女の人が 私達の校門に立っていた。 「あ、ゆっちょーん!! 待ってたのよ!^^」 ニコニコと微笑む 彼女の姿はまるで天使のようで。 とてもじゃないけど 勝ち目はないと思った。 「あら、妹さん?可愛い」 「うん。ジュンス行こっか。 んじゃジェジュン帰りな!」 「あ、うん。」 私は2人の会話を 呆然と見ていることしか できなかった。 やっぱり私はジュンスさんには 勝てない。 私は一筋の涙を流した。
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