対決!運命vsエンマ そして・・・

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対決!運命vsエンマ そして・・・

エンマが運命に渡した竹刀は少し軽い実戦用の竹刀! そして、エンマが手にする竹刀は少し重たい練習用の竹刀だった。 運命は生まれて初めて持つ竹刀に興味津々で眺めていた! するとエンマが小さな声で『さだめ!庭に出ろよ!』と少し怒りっぽい口調でいうとエンマは庭にスッと出て行った。 その後を追うかの様に運命も庭に走って出ていくとエンマはすでに構えて準備していた・・。 恐らくエンマは運命のあの言葉が気にくわなかったらしく剣術がどれ程大変かと言う事を運命に体で教え込む気のようだ!! だが言ってもまだ運命は4つ・・。 竹刀もまともに握れない小さな手! エンマは運命に『俺がお前に負ける事は100%ないぜ』と運命に宣告し『行くぞ!運命!俺と竹刀を交えた事後悔しろ』といいながら竹刀を振り下ろした!! だが・・・!? 次の瞬間運命はまるで人が変わったかの様にエンマの竹刀を弾き飛ばし一瞬で頭を叩いた・・。 一瞬の出来事だった!! 周りの木が風でなびいて大きく聞こえる。 エンマも立ったまま固まった・・・! 最初に口にしたのはエンマだった『俺、ま、負けたの!?』と運命に聞くと運命は満面の笑みで 『わかんない!』と答えた。 その時、家の中からエンマの母が『二人共夕ご飯だよ!早く入っておいで!!』と大きな声で呼びかけられると運命は『は~い。』と言って走って家に入った。 エンマも首をひねりながら弾き飛ばされた竹刀を拾いあげて『確かにやられた・・・』と小さく独り言をいい家に入った。 辺りは真っ暗!! この暗闇の中、紫賀家の家の屋根の上から闇夜に浮かぶ不気味な影がこの二人の戦いを見ていた。 闇夜に浮かぶ不気味な影は『いい一撃だ・・。あれは椿流か!? どちらにしても早急に計画を立てねばな・・・。』と不気味に微笑みその場を去った。 果たしてこの不気味な陰の正体はなんなのか!? 敵か!?味方か? 椿流とはいったい・・・。 そして、計画とは?
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