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運命の産まれた日!
運命とエンマが家の中に入って夜ご飯を食べようとしていた所!!
エンマが『さだめ!?なんでうちに来たんだ?』と質問してきた。
その瞬間に今までの騒ぎがシーンとして静かになった。
エンマは運命がここに来た事を知らない!
勿論知っているのは紫賀家の両親のみ・・。 エンマはそんな事知らずに『なぁ!?なぁ!?なんでだよ?』と聞いていると母親が『こら!!エンマ!やめなさい・・。さだめちゃんが嫌がってるでしょ!』と一声でエンマを黙らせた。
その夜・・・。。
運命はエンマ母に『俺って・・。本当はなんでここに来たの?』と本当の事を知ろうと聞いた。
しかし、今まで何回か聞こうとしたが決まって返ってくる言葉は『今は二人共旅行中!!』
でも今夜は今までと少し変わった様子だった!
エンマの母は『あのね!さだめちゃん・・・。本当はね・・。』と言いながら黙ってしまった。
口を開くと『さだめちゃん!!聞いてもしっかり自分を持ってね。』と涙ながら話しをした。
『まだ、さだめちゃんが産まれてすぐの頃位から暗殺部隊が剣家を狙っていたの!』と話すと運命は『暗殺部隊?』と聞き返した。
『そう!!でも、その暗殺部隊から剣家を守ってたのが何故か椿流師範の【椿剣司】って人だったらしいわ。』運命は『なぜ暗殺部隊に狙われたの??』と質問をすると『それは・・。分からないわ・・・。大きな黒幕がその暗殺部隊を操ってたとは噂にはあったけど・・』とエンマ母が言った。
だが運命には全く聞こえていなかった!
『どうして椿って人は父さんと母さんを守ってくれなかったの!!?』と涙を流しながら言った。
『お父さんとお母さんは残念だったけど椿って人はさだめちゃんを精一杯守ってくれたじゃない!』と力説したが運命は『俺、椿って人に会いに行く!!』と立ち上がったがエンマの母は『ちょっと待って!どこに居るかも分からないのに無理よ!』と止めていた目の前にはエンマが居た・・・・。
エンマは苦笑いしながら『何だそう言う理由か!』と運命に話しかけた。
運命は『うん!そういう理由らしい。』と涙を必死にこらえながら答えた!
『さだめ!?』とエンマが呼ぶと運命は『なに?』とエンマの方を見た。
すると次の瞬間、エンマから思わない言葉が出た。
『そのさ!椿流師範の所に連れて行ってやろうか?』
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