君と桜の木の下で

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「あの、龍のお友達...ですか?」 そう話しかけて来たのは 50代位の男性 私は軽く頷いた。 「そりゃ良かった。私は龍の父の正です。龍が君にこれをって。」 そう差し出されたのは所々赤黒い所がある純白の指輪の...ケース? 「それ、あいつが病院に運ばれてから死ぬまで離さなかったんです。気持ち悪いかもしれませんが、あいつの血も付いてます」 私は横に首を振った そして 「いいえ、私自身嬉しいです。でも、どうしてこれを…?」 私は頭にあった疑問を投げかけた
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