そこまでわるくない日々

『馬鹿になる』

摂食障害になり、私の場合は馬鹿になりました。

栄養失調によって脳へ栄養が行き渡らない状態と言えば分かりやすいかな。

私の場合、ずっと嘔吐していたので脳が萎縮するんだという話しを医師から聞きいた。

自分が馬鹿なのを摂食障害のせいにするな、と怒られそうですが
そう感じる理由もちゃんとあります。

もともとそこまで利口ではない私も、学校では成績が気になって出来れば良い点がとりたいな、と思う学生でした。

摂食障害になってしばらくすると成績表が見事に右下がりに。

今まで行っていた勉強法で暗記出来ていた量が、明らかに出来なくなっている。

特に集中する計算問題が頭が働かず分からない。

Ａで揃えていた成績がＢ、Ｃと下がってゆく。

勉強だけではなかった。
趣味程度に弾いていたピアノが弾けなくなった。
集中力が無くなり、耐えられない。

好きだった読書も続かない。

嫌でも自分が馬鹿になってると実感できた。

摂食障害は本当に思わぬ所で弊害をもたらす。
小学生の頃にちゃんと食べないと頭が良くならないよ、と先生がいってたのは本当だったと
今になって自分の身体で実感した私。

世の中の教育熱心なお父さんお母さんへ、この話しで食事の大切さを伝えられればと思います。

摂食障害から回復しだし少しは回転が戻りつつある私の頭に、そこまでわるくないと思う日々。