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「先輩ッ…」
ポロポロと涙を零しながら愛してやまないベルに抱き付き
日頃溜め込んでいる感情を思い切り出し、いつもは一目を気にするフランだが今は一目を全く気にしていなく泣いていて
頬を伝う涙をベルは優しく手ですくい取り
「ほら、泣くなって…な?」
といつものチシャ猫のような笑みではなく子猫を拾った優しい笑みを浮かべながらフランに問いかけながらフランの頭を撫で
「…ッ…わかり…ましたー…」
と小さな声で呟き先程よりも強くベルに抱き付き少し頬を赤く染めながら言い
「ッ!!…フラン、好きだぜ」
抱き付かれる力が強くなれば驚くがいつもは意地悪をしてしまい言えない事を言いフランを強く抱き締めて
――愛してるぜ
my princess―――
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