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「おはよう」僕はあくびをしながら挨拶をした。
「あんた今日は入学式でしょう」親が言う。そう僕は今日からR高校の一年生になるのだ。
初めて結ぶネクタイ。どこか不格好だ。
そうして着替えていると朝食が出てきた。
入学式なのに朝からおにぎりとかマジないわ、なんて思いながらいつのまにかおにぎりを完食していた。
「洋一郎もう行く時間よ」
「わかってるよ」と強気で返事をかえした。
「行ってきます」と一言だけ言って家を出た。
しばらく歩っている
うちに、知らないひとばかりだけど仲良くなれるかな?とかそういうことを考えながら道をあるっていた。
R高校には幼なじみが二人いる。一人は男でクラスも階もちがう。もう一人は女で隣のクラスだ。
問題はこの隣のクラスのやつだ。
なんかしらんがいつも気になってしょうがない。
他の仲のいい女子とは違う何かを感じる。
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