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そんな私の心の声はそいつらに届くことはなく
私は苛立ちと好奇心から人々の目線の先に目を向けた。
その人はどうやら隣のクラスみたいだけど、
その列はもう体育館に移動し始めてたから後ろ姿しか見えなかった。
皆の視線を集めてたのは
身長は私と同じくらい
髪は栗毛のおかっぱ風ショート
脚は折れるんじゃないかってくらい細くて白い女。
今時ショートカット?
男子には黒髪ロングストレートが一番うけるんだから。
私はそう思いながら自分の髪をいじった。
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