プロローグ

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中学校を卒業する頃には、私はほとんどそういう事を口にすることはなくなっていた。 ただ時々、宇宙人いないかな、とかは思う。 一縷のの期待をしていた1999年に何が起こるわけでもなかった。 21世紀になっても人類はまだ月から向こうには到達してないし、私が生きてる間にアルファケンタウリまで日帰りで往復出来ることもこの分じゃなさそうだ。 そんな事を頭の片隅でぼんやり考えながら、私はたいした感慨もなく高校生になり―― 涼宮ハルヒ達と出会った。
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