デア イ

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ドンッ 『すまない』 京に着いた矢先、柄の悪い男5人に絡まれ俺は素直に詫びる。 「おぃおぃねーちゃんよぉ。 ぶつかってすいませんの一言もねぇのか?」 『す ま な い 。 先程言ったのだがな。 それと女ではない。 』 「あぁ? ぺらぺらうるせぇよねぇちゃん。 にしても....良い服着てるなぁ....」 パシッ 『俺に触るな』 「随分威勢がいい女だな。 それに.... 良い体をしてる。」 耳元でねっとりした声が響いたとともに、胸元に手が入り生で触られたのに寒気がし思いっきり殴った。 「ッグァア」 『俺は男だといった。 気安く触るなともいった。 話をきかないお前が悪いんだ。』 「おまえ!!」
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