デア イ

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「ちょっ、なんなんだよお前......わっ!」 弾かれたようにお互いが後ろにしりぞける。 「お前誰だ!長州のもんか!?」 20いっているのかいっていないのか、若く見える組長格と思える少年は俺に声を張り上げ問いかける。 『藤堂平助か』 「っ!?お前やっぱり..長州の奴だな!」 『長州ね....』 「っは!」 いきなり斬りかかってきた奴の刀をするりと交わし右側に入る。 「なっ!」 『俺は真白 魁。』 「っ!!」 『さようなら、藤堂平助くん』 ザシュッッ
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