ニキビ、散る?

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冬の最中だけあって、みんなフード付きのパーカーを着ていた。 ニキビはフードをかぶり、自転車で廃家にせまる。 僕とロリはワクワクして見ている。 「なんか居たー!?」 「馬鹿!大声だすな! 見つかったら終わるぞ!」 そう、ここの幽霊は人に取り憑くタイプなのだ。 厄介な幽霊だぜ。 ニキビは着々と入口に近づく。 「うわぁあぁあぁあぁあぁあぁあっ!」 ニキビが叫んだ。 そしてコチラに帰ってきた。 「どうしたニキビ?」 「か、怪物が…。 怪物がいた!」 ニキビの顔は青ざめて… はいなかったが、デキモノだらけで気持ち悪かった。
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