ニキビ、散る?

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「怪物って…何がいたんだよ?」 「なんかこう…獅子みたいな…沖縄の…。」 「シーサー?」 「そう、シーサー!」 シーサーの幽霊が、屋敷の門にいるというのだ。 しかし、シーサーなんかに怖じけづいちゃあいけない。 3人で屋敷に入ることにした。 やはりシーサーがいた。 「これか、怖いな。」 ロリが呟く。 「でもやっぱり屋敷はニキビが入れ。」 ニキビは渋々屋敷に入ったが、内心はワクワクしているのを僕は知っていた。 ニキビが屋敷に入った瞬間…。 「ニキビがいるぞー!」 と、僕とロリは叫んで逃げ出した。 ニキビは慌ててついてきた。 「裏切んのか!」 「いや、面白いんで。」 仕切りなおして接近することにした。
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