櫻井 奏の物語

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瑠「あのな!昨日うちの従兄がChanceMakerで能力開発受けてきたんだぜ!!!」 ?「またその話かよ!? もう昨日の夜から二十回は聞いてるよー」 瑠「二十回はパチだし!! てか大輝に言っても奏には初めて言ってるし!!」 大輝と呼ばれた少年は 岸丸 大輝 瑠と同じく私の幼なじみで 私達は仲良し3人組と学校でも 近所でも有名らしい それでその大輝は 黒板に落書きしながら 大輝「でもよ ぜってーmixiでつぶやいてんべ」 なんて言ったけど それが本当にそうだったから 私は笑いながら話を繋げる 奏「うん mixiで見たしGREEでもモバゲーでも見た(笑)」 瑠「嘘だろー?? っでも凄くね??!!」 奏「凄いけど能力は? 何だったの??」 瑠「ムーブだって!!」 奏「うわー普通(笑)」 瑠「普通だけど実用的だろ??」 大輝「俺もムーブがいいんだよねー」 瑠「なんで??」 大輝「シュート百%はいるじゃん」 大輝は黒板の上の方にバスケットボールの絵を描いて それを自分が打っているみたいに黒板の端でシュートポーズを決めている 瑠「スリーポイント決まったぁ!」 それを見て瑠がワイワイ囃し立てていた
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