第四章

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海達が曹操軍へ入り既に三日が過ぎていたが未だに海の仕事が決まっていなかった 〔王の間〕(昼) 華琳「海、貴男ね真面目に仕事する気あるの?」 華琳が呆れた様に海に聞いてきた 海「なかなか、体に合わなくてね」 春蘭「貴様はいったいどうやって生活していたんだ!?」 海「知りたい?」 春蘭「ああ」 海「だけどお前らに理解出来るかな?」 華琳「いいから、話なさい」 海「わかった、俺はある組織の実験台だった」 桂花「実験台?」 海「その組織の名はミュージアムそこで俺はいや俺達は新型メモリの実験台だった」 華琳「その新型メモリが貴男のキメラメモリって訳?」 海「他にも有るがな、実験台で居る間は組織から金が出ていたからな」 桂花「実験台になるだけでお金がもらえるなんて楽でいいわね」 桂花は馬鹿にしたように言った 海「それが死と隣り合わせでもか?」 桂花「え?」 海「俺は目の前で沢山の実験台の仲間の死を見た次は俺かもしれない、そんな状況で暮らしたきた」 華琳「だけど貴男は生き残った、その後は?」 海「完成したキメラメモリを奪って逃げ出してやった」
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