一日目 午後15時46分

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「何かわかったのか」 トオルの問いにメグミは答える。 「分析の結果だけど、書体は大きく分けて81種類になるけど、その中の2種類が全体の73%であることがわかったの」 「つまり、その2種類のどちらかが都市伝説に出てくる人物ということか」 メグミは印刷した壁の写真を机に広げた。 「だいたいの目星はついているわ」 写真の文字は、桃色で囲われた文字と水色で囲われた2種類に分類されていた。 「桃色が質問で、水色は答え。全体を見てわかるように、この2名がターゲットよ」 「なるほど。つまり、この場合は答えてる方が例の人物だな」
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