一日目 午後15時46分

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トオルは冷めた目で眺めていた。 「なんだこれは。キザな答えだな。アドバイスというよりも、ホストの決めセリフじゃないか」 「でも、本当に悩んでいる時は、自分の声を聞いてくれる誰かがいるだけで勇気が出てくるな。たとえ正体不明の相手でも同じ事よ」 「そうゆうものか」 「トオルも彼女ができればわかるはずよ。特に、この言葉のやりとりはね」
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