一日目 午後15時46分

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トオルの目がさらに冷めていく。 「状況がわからん。はっきりいって意味不明だ。だいたい、答えてる相手は本当に理解しているのか」 「イメージすればわかるじゃない。」 「俺は千里眼でも二ユータイプでもない。お互い自分の思い込みで幸せになっていればいいさ」 メグミはもう一枚写真を出した。何箇所か切り取り、コラージュしてできたものだ。 「これを読めば少しぐらい分かるはずよ」
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