あたし×先輩

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【養護教諭は出張中!】 と書かれた札がぶらさがっていた。 「ふう。」ため息を一つついて、保健室のドアを開く。 一つだけカーテンで仕切られたベッドがあった。 シャッ― カーテンを開けて渇いた声で 名前を呼んだ。 「…律先輩。」 「お、早いね。何、今日は 乗り気なんだ?」 律先輩はニヤッと笑って 体を起こした。 「おいで。」
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