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「俺の部屋の押し入れの上なんだ……」
ぇ?
何を言ってんだ?
押し入れの上?
馬鹿にしてんのか?
「見て見るかい?」
サスケは暗い表情で
人差し指を自分の口に軽く当てた
静かにという意味なのか
よくわからん
「あれが兄貴だよ……」
サスケがコソコソと呟いた
あれは紛れも無く
うちはイタチだった
オーラ
プレッシャー
うちはイタチに実際に会った事はないが
なんとなくわかるイタチの威圧感
俺は正直後ろ姿を見ただけでビビった
「なんで押し入れの上なんだ?」
「誰にも気付かれないからだよ」
「は?」
何を言ってるかわからなかったが
俺は後にイタチの過去を知る事になる
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