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「イエ~イ!久しぶりの非番だぜー!」
「海だー!」
ある夏の日のこと…。
非番だ、ということで、みんなで海に来た。
「なぁなぁチアキ!あそこにナイスバディのお姉さんがいるぜー!」
「マジで!」
すっかり水着姿になっているセツハとチアキ。
セツハがそのお姉さんに指を差し、チアキがそこに視線をよせた。
「おおー!いい感じー!」
「素敵だー!」
テンションMAXの二人…。
だが、二人は衝撃的な事実を知り、テンションが一気にダウンした…。
「??」
振り向いたその人は、お姉さんではなく、中年のおばさんだった。
「……。」
「……。」
二人は白目を向いて固まった。
「「(おばさんだった…。)」」
クスクス…。
「「?」」
どこからか澄んだ笑い声が聞こえ、二人は振り向いた。
「何やってんの?二人とも。」
そこにいたのは、水着姿の高嶺の花・マユと、看護兵・ユリがいた。
「おお~っ!」
「地獄から天国だーー!」
マユとユリの水着姿を見て、セツハとチアキは一気に覚醒した。
マユの水着は、黒を基調とした、ショートパンツ付きのビキニタイプの大人っぽい水着。
ユリの水着は、ピンクを基調とした、スカート付きのビキニタイプの水着。
他の海水浴客も、二人に見とれていた。
「マユ…。なんか…色っぽい…。む、胸が…。」
「ユリもそうだが…、高嶺…肌が綺麗…。胸でか…。」
二人はボーっと見ていた。
「ど、どうしたんでしょう?二人とも…。」
「さぁ…。」
マユとユリは訳が分からない、という顔で見ていた。
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