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「そーれ!」
スイカを食べた後、男四人はビーチバレーをしていた。
セツハ・チアキチーム、ヨシキ・サクヤチーム、とチームを分けてやっていた。
得点係りは、ユリだ。
「なんの!それ!」
セツハのサーブをヨシキがレシーブでとった。
「いくよ、ヨシキ!」
サクヤがトスをし、そして、
「任せろ!」
ヨシキがジャンプし、
「ヨシキスパイク!」
センスのない技名でスパイクをした。
「甘い!」
チアキがレシーブでとった。
「チアキ!決めろ!」
「おう!」
セツハがトスで渡し、チアキがスパイクを決めた。
「あ!」
ボールをとることが出来ず、セツハ・チアキチームに点が入った。
「イェーイ!」
セツハとチアキはハイタッチをした。
「くそー!」
「ごめん、ヨシキ。」
サクヤが謝った。
ヨシキは気にせず、ドンマイ、と言った。
「よーし、次行くぞー!」
「こい!」
四人はビーチバレーを続けた。
結果、セツハ・チアキチームの圧勝で終わった。
「勝ったぜ!」
「くそー!」
セツハとチアキは喜び、ヨシキとサクヤは悔しがっていた。
「さて、負けた奴は…。」
何かヤな予感がする…。
「罰ゲームを受けてもらおうか…。」
「「え…。」」
ヨシキとサクヤの顔が青ざめた。
「負けた奴は……、砂埋めの刑だーーっ!!」
セツハが二人を寝かせて押さえ、チアキがその上から砂を掛けていった。
「うわーーーっ!」
「やめてくれーーーっ!」
二人は暴れていた。
「ユリ、見てないで助けてくれ!」
「手を出すなよ、ユリ!」
サクヤがユリに助けを求めるが、チアキによって遮られた。
ユリはただじっ、と見ていた。
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