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「麗奈、おっはよ!
――アレ、何か疲れてないか?」
「おはよう、柊。
え?あ、うん…精神的に疲れてるかもしれないわね」
そう、疲れている
精神的に、ね。
それは多分きっと、
麗夜のセイ。
わたしは、そもそも子供が苦手だ。
なぜ?と問われれば、
ハッキリした理由はないけれど、
…とにかく、なんか苦手。
それとこれとは別に、
麗夜といるのは居心地がイマイチ。
麗夜のことは、掴みにくくて良くわからない。
それも、そのはず。
日常会話が少な過ぎるから。
かと言って、べつにそこまで話そうという気にはならない。
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