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「……」
亮は言葉を失った。
そこには、うずくまっている洋祐とその他3人がいた。
亜紀は汚れたブレザーを脱ぎ椅子に掛け、さっさとどこかに行ってしまった。
すれ違う時に凄いオーラを感じた。
「おい、亮…助けてくれよ。お前だったら勝てるだろ。」
洋祐が震えた声で言ってきた。
「勝った負けたなんか興味ねぇよ。そんなガキみたいなことするからだろ。もうするなよ。」
「あぁ。それにしても、何者何だよ。篠田って化け物だろ…」
洋祐は相当悔しかったのか涙が溢れていた。
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