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始業式が終わり、亮は日直だったので洋祐と一緒に職員室前の荷物を教室に運んだ。
席は自由だったので、亮と洋祐は隣通しに座り会話をしていた。
「転校生可愛かったよなぁ~。でも無愛想過ぎだろ…
おいっ、亮、聞いてんのか?」
「えっ、悪い…。何か、どこかで会った気がするんだよなぁ。」
「亮、知ってるのか!?」
「わかんない…でも、何だろうな…確かに会ったような気がするんだよなぁ。」
すると、「ガラガラ」と教室の扉が開く音がした。
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