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「まるで死にたがりの死体だね。キミは」
「はぁ…?意味わかんねぇぞ」
「死体は死んでいるから死体で、生きていたらそれは死体じゃない。死体でありたいなら死に続けなければならない。どういうことかわかるかい?」
「いや、さっぱり」
「その腐った脳みそを活性化もとい発酵させて少しは役立てたらどうだい?」
「いい味噌になったらみそ汁にしてくれ」
「残念だが私は味噌が嫌いなのだよ」
「残念。俺のみそ汁を作ってくれって告白だったんだが」
「同じ発酵でもキミのはプレーンヨーグルトだよ」
「いい意味でだろ?」
「プレーンヨーグルトにどんないい意味があるんだい?むしろ聞いてみたいね」
「純白で爽やかな風味」
「何もない真っ白で、むかつくような酸味があるだけだよ。ハッキリ言って味噌より嫌いだね」
「あらら、嫌われたもんだな」
「そうだね。自殺なんてしようとする人間に好意なんて持てないね」
「…………」
「あぁ…えっと、どこまで話したっけ?」
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